同じモンゴル民族のモンゴル国は独立国家ですが、内モンゴル自治区は中国の統治下に置かれています。近年目覚ましい
経済発展を遂げた一方で、遊牧民の生活や独自の文化、風土が失われてきました。
内モンゴル出身で日本在住の写真家、アラタンホヤガさんはそうした故郷の姿を記録するためシャッターを切り続けています。
アラタンホヤガさんの写真と文章で紹介していきます。
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自然が愛され、残されてきた内モンゴル高原では、清朝の衰退に伴って、それまで万里の長城より北の草原への入植を
禁じてきた法令がなくなり、漢族農民の入植による開墾を皮切りに、広範囲の草原が農地に代わった。
内モンゴルの草原は一見肥沃だが、実は大変もろい土地であり、農業には適していない。何年も経たないうちに農業が
できなくなるため、農民たちはさらに広い範囲まで農地を求めた。そして遊牧民たちを虐殺し、追いはらい、その土地を
農地として手に入れてきたという暗黒で残酷な歴史があった。
多くの遊牧民はふるさとを離れ、国境近くのゴビ地帯や砂漠地帯に逃れることになり、豊かな牧草地を失った。
現在は内モンゴルの南半分の地域では、ほぼ遊牧生活はなくなって、農業を営む農村が広がる。そこに残された
遊牧民の末裔も、漢語の名前を持ち、農民になって農業に従事するようになった。
200年ぐらい続いた、長年の無計画な開墾が、砂漠化問題の真の要因の一つだ。
新中国になってから、遊牧文化は否定されて定住化が進められた。その過程で、伝統文化は急激に衰退し、
それに伴い、環境悪化がますます深刻になった。
1990年代後半から危機が増す砂漠化の問題、あるいは北京やさらに日本まで飛んでくる砂嵐問題の原因として、
家畜の数が多すぎる、つまり「過放牧」が指摘されるようになり、対策として「禁牧」が打ち出された。(以下略)
Yahoo!ニュース/12/16(土) 13:30配信 THE PAGE
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00000003-wordleaf-env
内モンゴル、というか南モンゴルの犠牲も忘れないでほしい。
後にはぺんぺん草も生えなくなる
あっというまに海も狩り尽くされそうで怖い
ほんとなんなんだこの民族は
【漢】かどうかこれからわかる