風疹の患者数は今月7日までの1週間でさらに151人増え、ことしの患者は平成26年以降の5年間では
初めて1000人を超えて、1103人となりました。
新たな患者は、5週連続で100人を超えていて、国立感染症研究所は妊娠した女性が感染したときに赤ちゃんに
障害がでる「先天性風疹症候群」が増えるおそれがあるとして、女性は妊娠する前に2回ワクチンを
接種することなどを呼びかけています。
風疹は発熱や発疹などの症状が出るウイルス性の感染症で、妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんの目や耳、
それに心臓などに障害がおきる「先天性風疹症候群」となるおそれがあります。
国立感染症研究所によりますと、風疹の患者数は今月7日までの1週間でさらに151人増え、ことしの
患者は平成26年以降の5年間では初めて1000人を超えて1103人となりました。
新たな患者は5週連続で100人を超えています。
都道府県別では東京都が前の週から45人増えて362人、千葉県が20人増えて216人、
神奈川県が21人増えて132人、埼玉県が7人増えて78人、
愛知県が5人増えて61人などとなっていて、首都圏の患者が全体の7割以上を占めています。
(以下略)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181016/k10011673011000.html