攻撃型潜水艦とされる。米軍の空母を東シナ海などから排除する「接近阻止・領域拒否」戦略の重要な一角を担うとみられる。
香港メディアの報道によると、今回、確認された潜水艦は、通常の「商」級より高性能な改良型の可能性がある。
水中で敵に見つかりにくいよう静粛性を高めたうえ、新型の対艦巡航ミサイルを十数発、搭載できるようにしたことなどが
特徴で、ある点では米国の潜水艦にも比肩するとの見方があるという。ミサイルの射程は540キロに達し、
120キロの従来型より大きく向上ともされている。
原潜は通常型よりも長く潜航でき、大型化が可能なため、搭載兵器も拡充できるメリットがある。
中国は約10隻を保有し、そのうち「晋」級は核ミサイルを搭載して深海にひそみ、敵の先制核攻撃に備えて
反撃能力を担保しておく戦略原潜と位置付けられる。
一方、日本政府は、海上自衛隊の警告にもかかわらず、潜没したまま尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域に
進入していた中国海軍の原子力潜水艦を追尾していたことを公表した。
対潜水艦作戦は「秘中の秘」とされる中、中国側が尖閣をめぐり挑発をエスカレートさせようとしていることを
国際社会に知らしめるため、あえて対応の一端を公表したのだ。
小野寺五典防衛相は15日、防衛省で記者団に「国際的な常識からいって、潜水艦が潜航したまま相手の領海近くに航行するのは、
あってはならない」と強調した。
接続水域での潜航そのものは国際法違反ではない。それでも小野寺氏が語気を強めて批判したのは、挑発の意図が明らかだからだ。
海自は今回、水中電話や音波を出すソナーなどを用いて水中の潜水艦に警告を発したとみられる。
「当然、接続水域に入っていると伝わっているはず」(小野寺氏)だったが、潜水艦は無視して潜航を続けた。
(以下略)
産経web/2018.1.15 20:57
http://www.sankei.com/politics/news/180115/plt1801150037-n1.html
どこだかわからないんだもの。
恐らく次は領海内を潜行したままうろつき回るでしょう。
日本は警告だけで手を出さないから。