「真相に迫るのが国会の役割ではないか」などとして政府や大阪府への速やかな対応を求めていますが、
その中で3月6日の参議院予算委員会において森友学園問題を「フェイクニュース」と表現した自民党の西田昌司議員の発言をこう批判しています。
「見過ごせないのは、国会の質疑で自民党議員が一連の疑惑を「フェイクニュース」と言い放ったことだ。
だが首相も「腑(ふ)に落ちる説明がなされなかった」と認めている。解明に乗りだすこともせず、偽ニュース呼ばわりとは、どういうことか。」
西田議員は予算委員会で森友学園問題を取り上げた際、事実関係を整理した上で「要するに思い込みから始まった疑惑追及」と語り、
重要な議題が山積されているにも関わらずこの問題ばかり取り沙汰される現状に苦言を呈していましたが、質疑の最後にこう述べていました。
「ですから、私は与党側を代表しまして今回の所謂疑惑だと言われている森友事件というのはですね、疑惑と言うよりも真実をきちんと報道していない、
これトランプさんに言わすとフェイクニュースですよこれ(議場から笑い)いやホントに。だからね、まさにそれに等しい。」
朝日新聞は森友学園問題について2月9日に報じた「学校法人に大阪の国有地売却 価格非公表、近隣の1割か」という記事が
現在までにFacebookだけで13,000回以上シェアされるなど力を入れているだけに西田議員の発言を看過できないとして社説で触れた形ですが、
フェイクニュースと断じられたことに対する怒りの発露は朝日新聞だけに別の形でも注目を集めてしまうのかもしれません。
http://www.buzznews.jp/?p=2106763
(社説)森友学園問題 国会招致が欠かせない
http://www.asahi.com/articles/DA3S12830372.html
《森友学園報道はフェイクニュース》西田昌司・自民党【国会中継 参議院 予算委員会】平成29年3月6日
3:30~