26日のNHK番組で防衛費を「人を殺すための予算」と
発言した波紋が、九州・山口でも広がっている。
特に熊本地震の被災地では、自衛隊の活動を目の当たりにしただけに、
反発の声が高まる。参院選(7月10日投開票)の「1人区」で
共産党と共闘する民進党からは、「痛手だ」と悲鳴が上がった。
「多くの患者の命を救えたのも、自衛隊が頑張ってくれたからだ。
共産党の幹部が『人を殺すための予算』と発言したそうだが、
なぜそういうことを口にするのか理解に苦しむ」
熊本市中央区の医療法人「如水会」の
嶋田英剛会長(83)は憤った。
同法人は人工透析患者を受け入れる
嶋田病院などを運営する。
病院は熊本地震前震の4月14日から
断水となり、陸上自衛隊が約10日間、
給水車を使って病院の貯水タンクに“命の水”を運び続けた。
この活動で透析患者約350人が生命をつなぐことができた。
熊本地震で被災した熊本と大分両県には、
延べ約78万8千人の自衛隊員が派遣された。
隊員は倒壊家屋から住民を救出し、
避難所での給水や入浴支援、
がれきの搬出まで、黙々とこなした。
そうした姿を実際に見ているだけに、
被災地では藤野発言に批判が強まる。
発言は選挙情勢にも影響しそうだ。
熊本選挙区(改選1)では野党統一候補として、
無所属新人の阿部広美氏(49)が立つ。阿部氏の事務所は、
気まずい雰囲気になっているという。
民進党熊本県連幹部は「ただでさえ支持者には
根強い共産党アレルギーがあり、
名簿も集まらず事務所は機能していない。
あの発言で自衛隊に理解のある保守層の票がすっかり離れた。
すべては共産と組んだ党執行部の戦略ミスだ」とこぼした。
民進党佐賀県連代表の大串博志衆院議員は
「人を殺すという表現は不適切で、撤回は当然」と語った。
その上で「佐賀では民共が別々に活動しており、
私たちの活動に直接影響するものではないと思う」と説明した。
とはいえ、別の佐賀県連幹部は「政治家の発言としてまずい。
自公の批判材料に使われるかもしれず、『困ったな』
というのが率直な感想だ」と懸念を口にした。
http://www.sankei.com/smp/politics/news/160627/plt1606270073-s1.html
共産党は「国を滅ぼす存在」
震災などが多い日本では、その性質を存分に活用できるし
自衛隊の人に聞いても、中には公務員だから収入が安定しているから
と言う理由で自衛隊に入った人も居るけど
守りたくて入ったって人も多いよ
「やっぱ、守りたいっすよ!」って数名から聞いています。
そういう信念を持った人たちの気持ちを害するような事は言わないで欲しいな