2016年1月20日 7時33分 サーチナ
中国メディアの観察者網はこのほど、韓国が開発中の「KFX」戦闘機が、
国際的に売れるとは思えないと主張する論説を掲載した。
記事はまず、韓国がかつて開発したT-50練習機と、同機から派生させた
軽戦闘爆撃機のFA-50を論評。T-50は超音速練習機として国際市場の
扉を開けた大きな意義ある航空機だったが、T-50(の派生型)は実際の
厳しい戦闘に耐えられるものではないと主張。
中国は比較的安価な戦闘機としてFC-1を開発したが、論説は予算面で
FC-1の購入も困難な国の場合、中国が開発した練習機の「L-15(練-15)
」を実戦に投入できる仕様にして購入するほうがよいと主張。すでにザンビアと
ベネズエラがL-15を購入しているが、L-15は韓国のT-50よりも格段に
安い上に、火力統制用のフェイズド・アレイ・レーダーも搭載しているなど
技術面で先進的と説明した。
論説はさらに、「T-50が冷戦時の化石」になってしまったことは、
韓国自身も分かっている」と解説。韓国軍は、まだ現役で極めて旧式なF-4や
F-5を、T-50ではない別の安価な戦闘機で交代させる道を探ってきたという。
記事は、韓国と北朝鮮が戦争状態になった場合、韓国側は現有機でも制空権を
得ることは可能と指摘。ただし、地上部隊の支援は現状では困難と分析した。
北朝鮮側が非常に密集した低空防衛網を構築しているからという。
そのため、韓国軍については地上部隊の支援で、航空機の消耗は避けられない。
従って、安価な航空機を多く用意することになるという。
韓国にとっては、米国製の航空機に頼りたいところだが、米国は1980年代に、
安価なマルチロール機の開発をやめてしまった。米国のA-10は韓国の需要を
満たしているが、米国は韓国に売ってくれず、現在となってはA-10も旧式機に
なってしまった。
論説は、「韓国は仕方ないので、自分で航空機の開発に着手」と論評。
これがKFXであり、2020年には初飛行の予定だ。
ただし、KFXには「ステルス性を重視しているが、武器類を機体の外に搭載する」
などよく分からない面があるという。
KFXの生産で、インドネシアとの協力を決めたことについては、
インドネシアは航空工業の基礎があり、民間用の支線機で評価されている
機体もあると紹介。しかしインドネシアには現状で、戦闘機を作るまでの
力はないので、韓国との協力によって新分野を開発できれば「損はない」
程度の考えという。
論説は、韓国のKFXについて、「多少は落とされてもよい」程度の思想で
開発されており、国際市場で「そのような航空機を求める者はいないだろう……」
と評した。(編集担当:如月隼人)
http://news.livedoor.com/article/detail/11084114/
中国製を買えってことだろ
UAEの原発みたいな…
はたと思い至ったのがジェネリック医薬品ニダとぶち上げたサムスン
製造が駄目、サービスが駄目、流通も駄目、なにより政治が駄目で
中国こそどうすんのと