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国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が13日、東京都中央区の東京五輪・パラリンピック組織委員会を訪問した。
23日の五輪開幕まで、この日で10日。「やっと東京の同僚とリアルに会える日が来た。ここまで準備が整った大会はない」とし、「本日、選手村が開村してアスリートたちはどんどん入村している。全員アスリートのような気持ち。素晴らしい仕事してこれだけの準備をした。ちゃんとしたステージが整った。ベストを見せることができるようにパフォームすることが残っている」と続けた。
ただ、日本国民への安全を訴える際には「チャイニーズピープル」と中国人と間違える場面も。最後は日本語で「ガンバリマショウ」と結んだ。
米ワシントン・ポストで“ぼったくり男爵”と称されたバッハ会長は8日に来日。9~11日の隔離を終え、12日から日本での活動を開始している。国連が採択した五輪休戦がスタートする16日には被爆地・広島を訪問する予定となっている。