カナロコ by 神奈川新聞 5月14日(木)12時21分配信
「憲法9条を日常に溶け込ませたい」。そんな思いから条文を刷ったTシャツの制作を続ける人がいる。
横浜市出身のデザイナー中野貴さん(50)=東京都。14日にも自衛隊の活動を大幅に拡大する
安全保障法制の関連法案が閣議決定され、一方で9条に手を加えようとする動きが進む。
自らが生み出す1枚から、わずかでも潮目を変えようと奮闘を続ける。
東京・代官山にあるマンションの一室が、アクセサリーなどを販売する中野さんの店
「ナイフ アコースティック グルーヴ」だ。売れたTシャツは40枚ほど。
理想には遠く及ばないが、中野さんの語り口は穏やかだ。
「いったん立ち止まって考えませんか、とメッセージを送りたかった。
自分には、それがTシャツのデザインだった」
安全保障に関する国の動きは慌ただしい。特定秘密保護法、防衛装備移転三原則、
そして集団的自衛権の行使容認の閣議決定。“戦争ができる国”の影-。
「右とか左とか政治思想ではなく、とにかく命を大事にしたい」。東日本大震災で妻子を亡くしながら、
公務に奔走する自治体職員に胸打たれ、被災地に缶詰や食料を運び込んだ過去がある。
それが9条を思うことにもつながった。「9条が絶対だ、と押しつけるつもりはない。
でも、多くの命が犠牲になる戦争を70年近くせずにこられた」。それだけの価値がある条文を、
多くの人にとって身近な存在にしたい。
デザインは全て英文で、「article 9」(9条)と記した後、
戦争放棄、戦力不保持を定めた第1項が続く。丸みを帯び、柔らかい印象を与える字体を選んだ。
英文にしたのには理由がある。「『日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し』な
んてシャツにあったら、周りが近寄りがたいでしょう」。デザイン重視で敷居を低くし、
誰もが構えずに9条を話題にできるように。
昨秋から注文を受け付け始めた。インターネットで取り上げられ、「おしゃれだ」
「買ってみたい」とする声が上がった一方、匿名掲示板やソーシャル・ネットワーキング・サービス
(SNS)を埋め尽くしたのは中傷や批判だった。
〈九条を守るなんて言ってるのはサヨクで売国奴だろ〉〈9条信者ってキモいよね。改憲できる規定を
持つ日本国憲法を愚(ぐ)弄(ろう)しているし、国賊の最たるもの〉〈この世界はきれいごとで
成り立っていない。そういうお花畑思想は、身内だけでやってくれ〉
それでも中野さんはTシャツを作り続ける。白地に黒の第1弾、白黒を入れ替えた第2弾。
1日にホームページで公開した第3弾は、これからの初夏に似合う白地に紺の文字だ。
9条をめぐって交わらない議論を残念がる一方、希望をなくしてはいない。
「9条を大事にしようという考えも、戦争の抑止力として改憲しようという考えも、
戦争なんかしたくないという根っこは同じはずだから」。きっとわかり合える、と信じている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150514-00001029-kana-l14
英訳された9条の条文を記したTシャツを制作したデザイナーの中野さん=東京都渋谷区
売国うんぬんより、ただの宗教だよな。カルト宗教。
だったら、9条そのもの中身を変えてしまえばいいさ。
あとで歴史の本を見た時には、こいつらが自分らで叩いてる極右に見えることだろう。
銃口の前には憲法9条なんてゴミに等しいのに、バカなんじゃないか。
しょーこーしょーこーしょこしょこしょーこー
この類似性はちょっと怖い。やはり同種の人間たちということけ
おお、こわいこわい
なんて名前だっけ?